琴を愛した山川登美子

 

  小浜で生まれ育った明治時代の歌人、山川登美子は、


少女の頃、琴や旧派の和歌を習っていました。

 

夜は弟をお供にして提灯を下げて琴の稽古に通ったということです。

 

習った琴歌を書いた冊子が残っています。

 

冴えた琴の音を響かせながら琴歌をうたう少女の姿が、

 

想像されます。


 登美子が「虫声入琴」という題で詠んだ歌があります。


   かきならす琴のしらべの音にいでてふし面白く鈴虫の鳴く

 

                                                              「詠草」


琴の音にさそわれて鈴虫が鳴きはじめる秋の感興を楽しむ

 

明るい気分が伝わってきます。


 琴の稽古では「小督の曲」も習いました。

 


    『平家物語』に登場する琴の名手小督局(こよしきょく)と、

(
)

 

時の帝との愛を題材にした曲です。

 

登美子はこの小督局に心をよせ、歌を作っています。


   君おもふ琴のしらべをかよはせてみ園を(ふく)さがの松風

 

                                                             「詠草」


小督局が隠れ住む京の嵯峨の趣を詠っています。


 琴と歌。少女登美子が愛した世界です。


                                                  (りとむ短歌会所属 北野よしえ)

 

 

 

 井上耕養庵

福井県小浜市南川町9-17

  ℡(0770)-52-0199

営業時間 午前8時~午後6時

    定休日 火曜日

 

 

 耕養庵気ままブログ
 耕養庵気ままブログ

送料・配送料

 北海道 1196
 
東北 872
 
関東・信越 656
 
北陸・中部 656
 
関西 656
 
中国 764
 
四国 872
 
九州 872
 
沖縄 1304

返品・キャンセル

 ☸ 返品・キャンセル     

個人情報のお取扱い

 ☸ 個人情報のお取扱い      

        詳しくはこちら≫     
 

耕養庵オンラインショップでは

自慢のお菓子を販売しております。

どのお菓子も耕養庵自慢の

逸品ばかりです。